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AGAに育毛剤が効かない4つの理由

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AGAに育毛剤が効かない4つの理由

育毛剤の成分にはAGAに効果ありと認可されているものがない

AGAと同義である男性型脱毛症には、日本皮膚科学会による『診療ガイドライン』が定められています。ガイドラインでは、AGA治療に使われる薬や育毛剤の成分を有効性を5段階の推奨度で(A、B、C1、C2、D)評価しています。

育毛剤の成分の評価では、推奨度が最も高いAに認められているものは存在しません。育毛剤に使用される成分は、「使用しても問題ないが、効果を発揮する十分な根拠はない」とする推奨度C1か、「根拠がないので使用を勧めない」という推奨度C2のいずれかになってしまうのです。

このように、公的な機関の見解として、育毛剤の成分は全般的に有効性が認められていないのです。

AGAは5α-還元酵素Ⅱ型の働きを阻害しないと改善が見込めない

AGAの正式名は、「Androgenetic alopecia」といいます。「Andro」は男性ホルモン、「genetic」は遺伝、「alopecia」は脱毛という意味です。ここからAGAとは、男性ホルモンと遺伝が関与する脱毛症ということが分かります。

男性ホルモンとは、血液中にあるテストステロンのことです。遺伝は、Ⅰ型とⅡ型がある5α-還元酵素のうち、Ⅱ型の発現強度が高くなる体質を指します。テストステロンと5α-還元酵素Ⅱ型によって生み出されるジヒドロテストステロンこそが、AGAの主な原因なのです。

つまりAGAを治すためには、テストステロンと5α-還元酵素Ⅱ型を結合させないことが重要となります。しかし、育毛剤にその効果があるとガイドラインで認められているものは存在しません。

AGA治療で唯一、5α-還元酵素Ⅱ型を阻害することでジヒドロテストステロンを作らせないと認可されているフィナステリドという成分は、医薬品のみに使用されています。

育毛剤は医薬部外品でありAGAの治療目的には作られていない

現在市販されている育毛剤のほとんどは、医薬部外品に分類されます。医薬部外品とは、病気の予防や皮膚・毛髪を清潔に保つことを目的として作られたものです。つまり、治療するために作られていません。

たとえ有効成分が配合されていると謳っていても、医薬部外品はあくまで医薬品に準ずるものに過ぎず、AGAに効くといった効果効能を明言することはできません。

そのため、予防的に使う分には効果が期待できるかもしれませんが、AGAを治したいからと育毛剤を使っても効かなかったという結果になるのです。

育毛剤で頭皮のみ血行を促進させることはできない

AGAに限らず、薄毛やハゲの原因は頭皮の血行不良にあるとよくいわれます。確かに、血液は毛髪や頭皮に必要な栄養を運ぶ役割をしているので、あながち間違いとは言えません。

そのため多くの育毛剤には、頭皮の血行促進に効果ありとする成分が使用されています。しかし、血液は全身をめぐるものなので、頭皮だけ血行を促進させることはできないのです。

血行を司っているのは、全身に通う自律神経です。そのため、全身の血行を改善しようと思ったら、自律神経の働きを正常にする必要があります。自律神経には、日中に働く「交感神経」と夜間に働く「副交感神経」があります。これらが時間に合わせて切り替わる状態が理想的です。

そのためには、規則正しい生活リズムを保つことが大切です。睡眠不足が続いたり、食事の時間が不規則であると、体内のリズムが乱れて昼と夜の区別がつかなくなります。まずはこうした生活の見直しから始めましょう。

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